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JAZZ-O 日記~ジャズダンサーのひとりごと~

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Q4 「一番前が上手くて、一番後が下手くそ?」

最近もたまに頂く質問、、、


ちょっと過去問から見てみましょう。





Q4 「一番前が上手くて、一番後が下手くそ?」


   初めまして!
   ジャズダンス歴6年目に突入します。
   それまでは本当にダンスに関わる事をしていたわけでもなく
   ただ「CATS」に憧れたり劇団四季に憧れたり夢見る夢子さんでした。
   もうじき公演がありまして今、構成とかでたいへんで、頭ん中がパニクってます。
   公演と言えばポジがかかってくる嫌な時期でもありますよね!?

   一般の人から見れば、、、

   一番前が上手くて、一番後が下手くそってな感じじゃ~ないで すか。

   これは本当に当たってますか?

   遙かに入った時期が浅いのにいいポジをもらえる人は新体操、
   バレエなど何かを囓っている場合が多い!!
   やっぱり何もないと人並みの努力では足りないのでしょうか?
   この時期にいつも凹むあたしなのでした↓




その気持ち、よ~くわかります。

「やっぱり前の人は、うまい人なんだよね。」って思う気持ち。



ですが、、、本当に、、、


『一番前が上手くて、一番後が下手くそ?』


なのでしょうか?



わたしは、振付家(コリオグラファー)として、、、踊り手(ダンサー)として、、、
いろいろ思うことがありますが、、、


今日は、ダンサーのJAZZ-Oとして、お答えします。

振付家のJAZZ-Oとしての「振付方法」や「舞台空間の話」は、、、、
いずれコラムにてゆっくりとお話ししたいと思います。




さて、、、本当に、、、


『一番前が上手くて、一番後が下手くそ?』


なのでしょうか?



一般の人にすれば、確かに、当たっているかもしれませんが、
私に言わせると、そんなことはありません。

普段、自分が踊るときも、そんなことは考えてませんね。


しかも、わたしが舞台を見に行くときだって、すべてのダンサーを見ます。
すべてのダンサーが作り上げている空間、オーラ、世界を見ます。

確かに、前のダンサーが、ある意味うまければ、全体もうまく見えますが、
それだけに頼っていると、前と後のダンサーがバラバラで、ちぐはぐな世界に見えます。



というわけで、、、


『前が一番目立つ』


ということもありません。


大きいホールへ行けば、また、二階席に上がれば、
舞台のうしろで踊っているダンサーの動きも非常に気になります。

後ろで踊っているからといって、気を抜いていれば、すぐに全体の空間に影響します。

「あ~、もったいないなぁ」って。


だから、ポジションって、前も後も、すべて大事な位置なのです、、、



、、、で、、、


『やっぱり何もないと人並みの努力では足りないのでしょうか?』


みんな初めは何も無い

↑これ、絶対そうです!!


あなたが、うまいなぁと思う人だって、最初は下手くそですよ。
そこから、ずっとダンスを続けて、その人は、それだけうまくなったんです、きっと。


私なんて、最初は裸一貫どころか、体中傷だらけみたいな感じでしたよ(笑)。
はじめた段階で、すでに、マイナススタートって感じ。

・・・それぐらい下手でした(笑)。


でも、負けず嫌いでしたし、、、

自分がピルエット回れない隣で、おばさまが、ダブルをきれいに回っているのを見て、
かなり凹みまくってましたし、、、

そこから、ようやく、JAZZ-Oになるまで至りました、、、長かったなぁ(笑)。




でも、ひとつ、大事なことを覚えておいてください


あなたは、あなたにしかない、良いものを持っている


そして、、、


あなたにしかないものを持っているのは他の誰でもない、あなた


ということ。



確かに、新体操、バレエを習っていた人が目立つかもしれません。

でも、あなたも同じ舞台に立つメンバーなのですから、、、
一緒に舞台に立っていることに、違いはないんです!

だから、舞台作りという中では、前も後も、うまいもへたも関係ありませんよ。


だって、、、


舞台の作品は、前で踊っている人が作るのではなく、みんなで作っているんです!



例えば、キャッツなどだったら、後ろのダンサーだって、アンサンブルのダンサーだって、
みんな、ある意味、前の主役ダンサーに負けないくらい、精一杯踊っていますね。

そうやって、みんなが一生懸命がんばると、とても良い作品が生まれるんです。


そう、つまり、、、


みんなが、一緒に作品を作り上げようというパワーが良い作品を生む

↑これ大事!!



ポジションで凹んでいる場合ではありませんよ!
前のダンサーを圧倒するぐらい、後から、気迫を客席にぶつけるんです!

前のダンサーも後のダンサーも、一つになって、パワーを出していきましょうよ!

きっと素敵な作品が完成します!


そうやって得られた感動は、見ているお客様だけではなく、ダンサーも得られるのです。
その感動を一緒に創り上げてください!



って、何だか、お答えになってなかったかな、、、



・・・がんばって、素敵な舞台をつくってくださいね!






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Q3 足がO脚なのですが



うまくなる秘訣は、、、ダンス以外の時間にある?!




 

「Q3 足がO脚なのですが」




   「私は足がO脚なのですが、、、
    これはダンサーにとってあまり良くないことなんでしょうか。
    (パラレルで立った時に指3本が入る程度)

    最近クラシックバレエも始めており、先日読んだバレエの本に
    手術をしてまで直す人がいると書いてあったので、
    ちょっと不安にかられています・・。
    (ちなみに骨を切るものでした。半年近くかかるような。)

    もしもっと手軽にできる矯正法などがありましたら教えて頂けますでしょうか。




結論からいうと、、、

「無理矢理、矯正しなくて良い」

と思います。


「O脚は、ダンサーに向いていない」

といわれた方いらっしゃるかもしれません。

そんなことはありません!
断固として!


・・・O脚のわたしがいうのですから(笑)。

正直、O脚の場合、以下のようなデメリットはあると思います。

 ・姿勢が悪くなる
 ・足のラインがきれいに見えづらい
 ・カマ足(かまあし)になりやすい
 ・ケガをしやすい(ねんざ、膝、腰)
 ・などなど

日本人の場合、“O脚(おーきゃく)”は、避けて通れません。
(日本人の9割以上がO脚といわれています)

ですので、O脚のダンサー、とっても多いと思います。



だからといって、、、


> 最近クラシックバレエも始めており、先日読んだバレエの本に
> 手術をしてまで直す人がいると書いてあったので、
> ちょっと不安にかられています・・。
> (ちなみに骨を切るものでした。半年近くかかるような。)

・・・辞めた方がよいです、絶対!

体の身体的・医学的な理由上、手術をしなければならない場合はともかくとして

プロのダンサーでも、そこまで物理的な矯正をするよりは、日頃のレッスンで
矯正する方法を選ぶ人の方が多いと思います。

しかも、半年も動けないなんて、、、悲しすぎます(泣)。


・・・もう一度いいます。

「無理矢理、矯正しなくて良い」


わたしは、O脚自体について、強いこだわりを持たなくてよいと思ってます。


やはり、バレエは、パーツパーツの容姿にとても重きを置いています。

ですが、ジャズの場合は、それらのパーツパーツの容姿を気にするよりは、
上体と下半身の一連の流れをうまく表現することの方を重要にして欲しいと
思うからです。

もちろん、つま先がポイントやフレックスの使い分け、膝が曲がっている、
伸びている、、、という基本的なことは、意識しなければなりませんが、、、


ただ、O脚のデメリット『姿勢が悪くなる』『ケガしやすい』という点は、
気にして欲しいところです。


そういう意味で、この二つの対策のためには、ある程度の矯正の意識は必要です。


といっても、邪道メソッド(笑)、、、
わたしがオススメするのは、こんな感じのことです。


▼日頃より注意すること(ダンスの時)

バレエの場合、1番ポジションをとったとき、
なるべく内側の筋肉を意識して、足を閉じるようにする。

→内ももの意識を持つ

(ただし、過剰に筋肉を使うのはNG!)


O脚の原因の一つは、太ももの外側と内側の筋肉のバランスの悪さです。
それをなおしましょう。



▼日頃より注意すること(日常生活)

 ・姿勢を良くする
 ・背筋を伸ばす
 ・足を組まない
 ・どちらか一方の姿勢のみをとらない(横座りなどしない)

O脚の原因の一つは、骨格や筋肉のずれ。
これらは主として、日常生活に由来するのです。


見ておわかりだと思いますが、どちらかというと、、、

『日常の生活レベルでの矯正を意識する方がO脚の矯正には良い』

↑これ大切!


他にも、もっと色々な矯正方法はあるのですが、割愛します。
「日常生活での矯正」が一番重要だからです。


それと、O脚の原因として、「うしろ体重」ということもあります。
もちろん、これも姿勢を良くすることで、ある程度、解消されます。

きちんとした姿勢を取りましょうね。



ダンスの中では、体のパーツパーツの容姿を気にするよりは、
上体と下半身の一連の流れをうまく表現することの方を重要にして欲しいと思います。








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