07.17.09:56
「ピケ0箇条(ピケゼロ箇条)」
そろそろターンの悩みも再燃してきているはず、、、
こんなんどうですか?
メールでもよくいただく質問ですので、ココで終止符を打ちましょう!
「ピケができません! どうすればいいですか?」
ハイ、答えいうよ! 心してね!
JAZZ-O、勇気を出して、いってみます! ファンが減るかもしれませんが(笑)
せ~のっ!!
『ピケはしない!』
ピケは辞めましょう、しなくていいです!
「え゛~っ!!!!!」
ピケで悩んでいる人にとっては朗報ですよね(笑)。
そうです、ピケはやらなくて結構です。
・・・って、いったら怒られそうだなぁ、反発必至だなぁ。
でも、そうなんです!
「ピケは、、、ペケ!!」
・・・余計なひとことでした(笑)。
じゃぁ、本当の話をしていきましょう!
▼ピケで重要なこと
「ピケで回ることができません! どうすればいいですか!」
もう一度いいます、ピケはしなくていいです。
というよりも、『ピケターン』という概念は捨ててください。
ピケで回ろうとするから、回れないのです!
↑ココ大事!
どういうことかというと、ピケというと、ピケターンをイメージしがちです。
一般に、『ピケ』っていうと、片足で立って回ること指します。
ですが、本当の意味知ってますか?
『ピケとは、突き刺すこと』なんです。
バレエをやっている方は良くわかっているかもしれませんが、
正確にいうと、ピケとは回ることではありません。
バレエの中で、ピケのバリエーションというと、、、
ピケアラベスクやピケアンデダンなどがあるように、ピケとは回ることではありません。
何度もいうと、『ピケとは、突き刺すこと』なんです、ブスッとつきさすこと!
そうなんです、だからピケはいらないんです、ピケターンの気持ちはいりません。
「ふぅ、、、」
本題に戻りましょう。
もちろん、普通、ピケというと回ることを指しますよね。
バレエでもジャズダンスでも、ピケといったら、クルクルとまわるはずです。
だからこそ、ピケというと、どうしても回ることに重点を置きがちになります。
そこに問題があるのです。
ピケの本当の意味が、一番大切なことなんです。
それを無視すると、ピケターンには意味がありません。
そう、、、だからこそ、『ピケとは、突き刺すこと』なんです。
そして、ピケとは、突き刺して、乗ること、立つことなんです!
↑ここが一番だいじ!!
もう一回! ピケとは、突き刺して、乗ること、立つことなんです!
↑ここが一番だいじ!!ココがピケ0箇条(ピケゼロ箇条)、ピケ0ヶ条ですよ!
ピケで大事なことは、突き刺して、強く伸ばした足で立つことです。
回ることは、二の次、三の次なんです。
それができないから、ピケが回れないのです。
▼ピケの練習方法
ハイ、ピケが回ることでないとわかったら、後は簡単です。
いいですね、ピケで大事なことは?!
そう、、、『ピケとは、つきさすこと』ですね。
だから、まずはピケのバランスだけを練習しましょう。
その練習は、とっても簡単です、、、
①プレパレーション
片足にプリエ。
②立ってバランス
プリエのエネルギーを使って、そのまま片足(軸足)を地面に突き刺す。
そして、アウトパッセで姿勢を良くしてバランス。
ちなみに、アームスはアンナバン(クローズ)でも、オープンでもオッケーです。
ハイ、おしまい(笑)
「みじかっ!!」
ここで大事なことは、、、『リズム』です。
ピケを練習するときのリズムが大切、重要です!
リズムのイメージは、これです!まず頭に叩き込んでください!
ワンツー エン、ワンツー エン、ワンツー エン、、、
ワンで強く突き刺して立って、、、
ワンツーでは、立ってバランスです、強く突き刺して立つのです。
そして、エンで、プレパレーション。
プリエした足に乗って、そのエネルギーを次の立つ足につなげます。
ワンツー エン、ワンツー エン、ワンツー エン、、、
そして、大切なことは、できる限り、上で立っている時間を長くすることです。
字が小さくなっているように、エンではできる限プリエしている時間を短くすることです。
いいですか、ワンを強く、エンを短く!!!
だからもっというと、、、
ワン ツー エン、 ワン ツー エン、 ワン ツー エン、 、、
いいですね、、、叫ぶように練習してくださいね!(笑)
それだけでいいです。
いいですか、ピケで覚えること、練習することは、、、
『突き刺すこと、立つこと、乗ること』
です、わかりましたか?
これで、タダひたすら突き刺してください。
このイメージを体に叩き込んでください。
回ることは、最初は意識しなくて構いません。
大事なことは、立った軸足に長く乗っていることなんですから。
▼ターンの三種の神器
個人的な話をすると、、、
って、このサイトは、私の個人的な話しかないだろうっていうツッコミは無しで(笑)。
正直、ピケを舞台であまり使ったことはありません(笑)。
正確にいうと、ピケターンを舞台で使ったことはほとんどありません。
ですが、このピケの突刺すというイメージ、これは非常に大事です。
ピケの突き刺して片足に乗るということができれば、シェネやピルエットにも生かされます。
例えば、フェッテ(クルクル16回転・32回転回ること)にしても、
ピケのようにつきさすこと、そして軸足にのるイメージがとても大切になります。
またシェネのプレパレーションから、両足を地面に突き刺して上に伸びて、
クルクルと回るというテクニックにも、ピケのイメージは役立ってきます。
私もピケができるようになってから、様々なテクニックが上達しました。
「シェネ・ピケ・ピルエット」は、ダンスのターンの三種の神器と思います。
その中でピケのイメージはとても大切です。
もちろん、ピケだけではなく、いろんなターンやジャンプにも深く影響します。
ですので、是非、ピケのイメージを、体の使い方をマスターしてくださいね!
ということで、、、ピケ初級編でした!
「えっ、初級編かよ!」って(笑)
これができないと、ピケでダブルトリプルはできません、ハイ。
だけど、このイメージがあれば、あとは本当に簡単です。
是非、突き刺すこと、のること、、、そしてリズムを覚えてくださいね!
・・・ふー、久々に、ダンスのテクニックらしいことを書いたJAZZ-Oでした!
最後に、、、
ピケがいらないってことを書くのに、実は、とても勇気がいりました(汗)。
だってそうですよね、必要ないって書いているようにみえるのですから。
それにしても、私って、いつもそんな書きッぷりですよね(笑)。
でも書くのに、とっても勇気を出して告白してるんですよ。
ただの天邪鬼というか、屁理屈な人にみえるかもしれませんが(笑)
こうやってサイトに物を書いて、アップするときが一番緊張しますよね。
特に、今回は緊張しました、、、
・・・って、私の本当の気持ち伝わったでしょうか?
ふぅ~、、、今回も書くの、とても疲れました、ちゃんちゃん!
メールでもよくいただく質問ですので、ココで終止符を打ちましょう!
ターンの三種の神器『ピケ』の大切なポイントとは?!
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勝手気ままですが、体づくりのヒントが、、、
そして、ダンスが上達するヒントがきっとある、、、かも(笑)。
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